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爺々
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ぢゞ
ふりがな文庫
“
爺々
(
ぢゞ
)” の例文
「飛んでもねえ、そんな
爺々
(
ぢゞ
)
むさいのぢやありませんよ、正直に申上げると、呼出し奴、宜い役ですぜ——斯う半開きの
扇
(
あふぎ
)
を口に當てゝ」
銭形平次捕物控:286 美男番附
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
持つと、急に人間がケチになつて、
爺々
(
ぢゞ
)
むさくなつて人に意見ばかりするやうになるから——おつと、親分のことぢやありませんよ、親分は女房持ちでも、パツパと——
銭形平次捕物控:286 美男番附
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
雪駄直しといふのは、
編笠
(
あみがさ
)
を冠つた
爺々
(
ぢゞ
)
むさい男が多いのですが、これは若くて小意氣で、何かの
彈
(
はず
)
みに顏を擧げるのを見ると、編笠の下の顏は二十七八、
苦
(
にが
)
み走つた良い男でさへあります。
銭形平次捕物控:250 母娘巡礼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
々
3画
“爺々”で始まる語句
爺々汚
爺々臭