“爺々(ぢゞ)” の例文
「飛んでもねえ、そんな爺々(ぢゞ)むさいのぢやありませんよ、正直に申上げると、呼出し奴、宜い役ですぜ——斯う半開きの扇(あふぎ)を口に當てゝ」
持つと、急に人間がケチになつて、爺々(ぢゞ)むさくなつて人に意見ばかりするやうになるから——おつと、親分のことぢやありませんよ、親分は女房持ちでも、パツパと——
雪駄直しといふのは、編笠(あみがさ)を冠つた爺々(ぢゞ)むさい男が多いのですが、これは若くて小意氣で、何かの彈(はず)みに顏を擧げるのを見ると、編笠の下の顏は二十七八、苦(にが)み走つた良い男でさへあります。