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焦点
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せうてん
ふりがな文庫
“
焦点
(
せうてん
)” の例文
旧字:
焦點
誤まつた
焦点
(
せうてん
)
のなかに、心をかきみだされる事もない。すべてが、のびのびとふるまへるのは、お互ひの心の
詮索
(
せんさく
)
が不必要なせゐだらうかとも思へた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
富岡は次々に転じてゆく
焦点
(
せうてん
)
が、一つとして燃焼する事もなく、この
巨
(
おほ
)
きな社会の歯車の外にこぼれ落ちてゆく、淡い火の粉のやうな自分を感じてゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
“焦点”の意味
《名詞》
焦 点(しょうてん)
レンズや鏡に入射した平行な光線が屈折・反射して集まる点。
円錐曲線を作る元となる点。
人々の注意や関心が集まるところ。
(出典:Wiktionary)
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
“焦点”で始まる語句
焦点硝子