“無事是貴人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶじこれきじん50.0%
ぶじこれきにん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光秀は、画巻(がかん)のうえに、ひとみを落した。朝の光になおさら白い紙のなかに、みずみずと大輪の牡丹一枝(ぼたんいっし)が描かれていた。そしてその絵の肩に文字があった、「無事是貴人(ぶじこれきじん)」と賛語(さんご)してある。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
無事是貴人(ぶじこれきにん)とか称(とな)えて、懐手(ふところで)をして座布団(ざぶとん)から腐れかかった尻を離さざるをもって旦那の名誉と脂下(やにさが)って暮したのは覚えているはずだ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)