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無之候
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これなくそうら
ふりがな文庫
“
無之候
(
これなくそうら
)” の例文
「今度御光来の節は久し振りにて晩餐でも供し
度
(
たき
)
心得に御座
候
(
そろ
)
。
寒厨
(
かんちゅう
)
何の珍味も
無之候
(
これなくそうら
)
えども、せめてはトチメンボーでもと只今より心掛
居候
(
おりそろ
)
。……」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
僕は信ずるところ、別してある才能とて
無之候
(
これなくそうら
)
えば、ただただ学校へ出て年と流れて、卒業して世の中へ出るよりほかなく、平凡な人間はこれが悲しく候。
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“無之候”で始まる語句
無之候得者