“烟火”の読み方と例文
読み方割合
えんか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
総勢八十三万の兵を、号して百万ととなえ、西は荊陜けいせんから東は蘄黄きこうにわたる三百里のあいだ、烟火えんか連々と陣線をひいて、呉の境を威圧した。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかして世上往々政治をもって一の玩弄物がんろうぶつとしてその経験をば烟火えんかのごとく愉快なるものとなし、その問題をば詩人の花鳥風月における、小説家が人情の変態におけると一般の思いをなし
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)