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漂浪
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さまよ
ふりがな文庫
“
漂浪
(
さまよ
)” の例文
そして、それ以来地上から姿を消して、とうてい理法では信ぜられぬ生存を続けているのだが、ときおり海上に姿を現わして、いまなお七つの海を
漂浪
(
さまよ
)
っているのだ。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
いつまでもテオバルトのことを、『さまよえる
和蘭
(
オランダ
)
人』のように考えていて、シュテッヘという悪魔を冒涜したために、七つの海を
漂浪
(
さまよ
)
わねばならなくなったと信じているのです。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ですから、僕はいま、その
漂浪
(
さまよ
)
える人を、防堤の上で証明しようとしているのですよ
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“漂浪”の意味
《名詞》
漂うような大きな波。
さまようこと。放浪すること。
(出典:Wiktionary)
漂
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“漂浪”で始まる語句
漂浪人
漂浪楽人
漂浪民
漂浪者
漂浪零落