深江輔仁ふかえのすけひと)” の例文
そしてこれは深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名』に「和名以奴多天」と出ているから最も古く一千余年も前からの名であることが知られる。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
古く深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』には、このコブナグサを藎草ジンソウにあててその和名を加伊奈(カイナ)一名阿之為アシヰとしてあり
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
またその蔓の名はアケビカヅラであって、これは古く深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』、源順みなもとのしたごうの『倭名類聚鈔わみょうるいじゅしょう』に出ている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
すなわちこの麦門冬をヤマスゲと称することは古く深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』ならびに僧昌住しょうじゅうの『新撰字鏡しんせんじきょう』にそう出ており、また源順の『倭名類聚鈔』にも同じくそうある。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)