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淫蕩
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いんたう
ふりがな文庫
“
淫蕩
(
いんたう
)” の例文
贅澤と
淫蕩
(
いんたう
)
との中に住んでゐた人間達の生活が、人殺しといふ、一番露骨で決定的で、殘忍な事件に直面したために、銘々が自分自身の保護のために
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
罪惡と
淫蕩
(
いんたう
)
とで、骨の髓まで腐つて居さうなところに、妙に清らかさが殘つて居て、死の浄化のせゐか、
女人成佛
(
によにんじやうぶつ
)
と言つた、反對効果的な、尊さの反面を持つて居るのは何んとしたことでせう。
銭形平次捕物控:250 母娘巡礼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
少し邪惡で
淫蕩
(
いんたう
)
的で、人殺しの騷ぎの後で、朝の化粧をする暇もないところを見ると、
寧
(
むし
)
ろ不潔でさへありましたが、この醜いので評判のお伊曾には、その汚ならしさや、
淫
(
みだ
)
らなところが毛程もなく
銭形平次捕物控:254 茶汲み四人娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“淫蕩”の意味
《名詞》
淫蕩(いんとう)
酒色や淫らな楽しみにふけること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
“淫蕩”の解説
本記事では淫蕩(いんとう)について説明する。また、性に関して奔放な人、についても説明する。
(出典:Wikipedia)
淫
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
蕩
漢検準1級
部首:⾋
15画
“淫蕩”で始まる語句
淫蕩者
淫蕩三昧
淫蕩無比