“淫蕩者”の読み方と例文
読み方割合
いんとうもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は年の頃二十四、五、都風みやこふうに髪をい当世風の扮装みなりをし色白面長の顔をした女好きのする男であったが、眼に何んとなく剣があり、唇が余りに紅いのは油断の出来ない淫蕩者いんとうものらしい。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)