“海彼”の読み方と例文
読み方割合
かいひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしさう云ふ日本人の中にも、時には如何にありありと万里の海彼かいひにゐる先達たちの面影に立つて来ることであらう。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ちょうど今午睡ごすいから覚めたダアワは僕を散歩につれ出そうとしている。では万里ばんり海彼かいひにいる君の幸福を祈ると共に、一まずこの手紙も終ることにしよう。
第四の夫から (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)