“浣花渓”の読み方と例文
読み方割合
かんかけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正香はそれを半蔵に聞かせようとして、何か自身に気に入ったものをというふうに、浣花渓かんかけいの草堂の詩を読もうか、秋興八首を読もうかと言いながら、しきりにあれかこれかと繰りひろげていた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)