浅果敢あさはか)” の例文
旧字:淺果敢
何かひどく気のいた風を示さうとでもするやうな浅果敢あさはか悧巧りかうさだと思はれて、わざとらしい其の調子が何うにもたまらない気がしたのであつた。
風呂桶 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)