流言浮説るげんふせつ)” の例文
つまらぬことのはしにも、すぐ、小牧以上の大戦が、すぐにも起るようにいい、口に泰平を祈りながら、流言浮説るげんふせつをよろこんで、偶然な出来事も、みな戦争へこじつけて考える癖があるが、いったい
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)