“洲浜殿”の読み方と例文
読み方割合
すはまどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここには、成親の山荘である洲浜殿すはまどのがある。かつて美しかった邸宅も、今は住む人もなく荒れるに任せていた。
法皇が鳥羽殿に行幸の際は必ず供奉ぐぶのうちに入っていた成親であった。それが、余りにも激しい身の上の変化である。華やかなりし時代、成親の別荘であった洲浜殿すはまどのもよそ目に見て通った。