“洗槽元”の読み方と例文
読み方割合
ながしもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お光はうなずいて、着物着更えに次の間へ入った。雇い婆は二階へ上るし、小僧は食台ちゃぶだいを持って洗槽元ながしもとへ洗い物に行くし、後には為さん一人残ったが、お光が帯を解く音がサヤサヤと襖越ふすまごしに聞える。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)