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没分暁
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わからずや
ふりがな文庫
“
没分暁
(
わからずや
)” の例文
旧字:
沒分曉
成島柳北や沼間守一が言論の機関としていた時代と比べて之を堕落と云うものあらば時代を解せざる
没分暁
(
わからずや
)
の言として見らるゝであろう。
二十五年間の文人の社会的地位の進歩
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
「驚ろいたな。
没分暁
(
わからずや
)
で強情なんだから仕方がない。御前の学校じゃ論理学を教えないのか」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そんな
没分暁
(
わからずや
)
の非義非道な役人は夜討ちをかけてやっつけてしまえと、
勢揃
(
せいぞろ
)
いまでしてみましたが、年寄たちがまあまあと留めるものですから我慢をしていました、そうすると
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
是れ併し乍ら政府が無鉄砲なのでも属僚が
没分暁
(
わからずや
)
なのでも何でもなくして、社会が文人の権威を認めないからである。
二十五年間の文人の社会的地位の進歩
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“没分暁”の意味
《名詞》
ものわかりが悪いこと。
(出典:Wiktionary)
没
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
暁
常用漢字
中学
部首:⽇
12画
“没分暁”で始まる語句
没分暁漢