沃饒よくじょう)” の例文
応仁の乱後の人戦闘を好みて民力日々に疲れ、国財日々乏しかりしに備後守信秀沃饒よくじょうの地につて富強の術を行ひ耕戦を事とし兵財共に豊なりしに、信長其業をつぎ、英雄の士を得て百戦の功をたつ。
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)