“池辺義象”の読み方と例文
読み方割合
いけべよしかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この話は『翁草おきなぐさ』に出ている。池辺義象いけべよしかたさんの校訂した活字本で一ペエジ余に書いてある。私はこれを読んで、その中に二つの大きい問題が含まれていると思った。
高瀬舟縁起 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ちなみにいう。鴎外の文中、昔年池辺義象いけべよしかたさんの紀行に歌一首があったと思うが、今は忘れたというのは、鴎外自身が「きつねばな」と題して、『藝文』第二号(明治三十五年八月)に掲げた短文がある。