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汜水関
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しすいかん
ふりがな文庫
“
汜水関
(
しすいかん
)” の例文
と、甘く見た華雄軍は、その
擁
(
よう
)
する洛陽の精兵を挙げて、孫堅の一陣を踏みちらし、勢いに乗って
汜水関
(
しすいかん
)
の守りを出たものであった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——次いで、直ちに我軍は、北上の途にのぼるであろう。誰か先陣を承って、
汜水関
(
しすいかん
)
(河北省・
汜水
(
しすい
)
)の関門を攻めやぶる者はないか」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、袁紹はすぐ軍令を認めて、
汜水関
(
しすいかん
)
の方面に抑えとしてある十ヵ国の諸侯へ向け、にわかに、伝令の騎士を矢つぎ早に発した。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
荊州の玉泉山に、
普静
(
ふじょう
)
という一老僧がいる。これはもと、
汜水関
(
しすいかん
)
の
鎮国寺
(
ちんこくじ
)
にいた僧で、関羽とは若い時代から知っていた師であり心友であったという。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
汜
部首:⽔
6画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
“汜水”で始まる語句
汜水