“汀々”の読み方と例文
読み方割合
なぎさなぎさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……須磨、明石も塩屋のけむりのみにて、冬ざれ、うら淋しうは候へど、汀々なぎさなぎさ、千鳥のにぎはひをかしくて、うかうか、都の師走しはすも忘れ歩きをり候ふままに。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)