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水物
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みずもの
ふりがな文庫
“
水物
(
みずもの
)” の例文
それでも、主人の手が自分の口を割って冷茶のような
水物
(
みずもの
)
を流し込んでくれたまでは、ぼんやりながら薄眼で見ていた。
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そういう場合における米友は注文より以上に
敏捷
(
すばし
)
っこいので、女を
水物
(
みずもの
)
にしてしまうようなことはなく、お玉がおっこちるが早いか直ぐに腕を取って引き上げてしまいました。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
女というものは
水物
(
みずもの
)
だから、欲しければ取るがよかろう。しかしあの女は、感心に拙者を
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「そのお門違いのところで思いがけない売上げを見たものさ、だから商売は
水物
(
みずもの
)
だよ」
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“水物”で始まる語句
水物屋