水無川みなしがわ)” の例文
伊之助はこれを読みさして、水無川みなしがわともいい水無瀬川みなせがわともいう河原の方に思いをはせ、宮峠のふもとから位山くらいやまを望む位置にあるという山里の深さにも思いをはせた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)