水泳およぎ)” の例文
口では思うように言えないからと言って、お雪が手紙風に書いた物を夫の許へ持って来た頃は、書生も水泳およぎに行って居なかった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「ヤア、元気な爺さんじゃありませんか。この薄ら寒いのに、よくまあ水泳およぎが出来たもんですね」
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
といふのは、私には水泳およぎが出來ないのだ。
(旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)