水吹石みずふきいし)” の例文
これは、邸内に妙見みょうけん大菩薩があって、その神前の水吹石みずふきいしと云う石が、火災のあるごとに水を吹くので、未嘗いまだかつて、焼けたと云う事のない屋敷である。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)