歩武堂々ほぶどうどう)” の例文
端午たんごをすまして、五月の十二日に、義元の本陣は、嫡子ちゃくし氏真うじざねを留守居として府中に残し、沿道の領民が歓呼して見送る中を、歩武堂々ほぶどうどう、天日の光を奪うばかりな華麗豪壮な武者、馬印、大旆たいはい
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)