“正親”の読み方と例文
読み方割合
まさちか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒井与四郎正親まさちか、同小五郎忠次、石川与七郎数正等が「信長ならば必ずや城への手配を計画して居る筈である。とても兵糧入れなどは思いもよらぬ」
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
むし暑い十八日の夜が明けて、十九日の早朝、元康の部将松平光則みつのり、同正親まさちか、同政忠等が率いる兵が先ず丸根の砦に迫った。かねて覚悟の佐久間盛重以下の守兵は、猛烈に防ぎ戦った。
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
これが本営であって、左翼の先陣は大久保忠世ただよ兄弟、本多忠勝、榊原康政承り、右翼の軍には石川数正、酒井忠次、松平忠次、菅沼定利、大須賀康高、本多忠次、酒井正親まさちか等あり、総勢八千である。
長篠合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)