次三男じさんなん)” の例文
三河屋からはぐにうったでがあつたので、犯人の探索が行はれた。彼等は身持のよくない小旗本の次三男じさんなんか、安御家人やすごけにんか、さう云ふたぐひの者に相違ないとは誰でも容易に想像する所であつた。
赤膏薬 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)