“構内食堂”の読み方と例文
読み方割合
ビュッフェ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鞄をさげて待合室の中へはいって行くと、構内食堂ビュッフェの長い食卓のむこうに、灰色の外套を着た、士官らしい男が三人坐っていて、厳しい眼差しで竜太郎を迎えた。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それから三日目の二十八日の午後、カザン駅の構内食堂ビュッフェへ昼食をしに行くと、今朝、独ソ不戦条約が締結されたという旅行者に宛てた英仏両文の公示の貼紙が出ていた。
川波 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)