“森本”の読み方と例文
読み方割合
もりもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが敬太郎と同じ下宿にいる森本もりもとという男だったので、敬太郎はやあ御早うと声を掛けた。すると、向うでも、やあ御早うと挨拶あいさつをしたが
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
利家はいよいよ駒を早め、百坂ももさか森本もりもと二日市ふつかいちあたりでは、途中から思い思いに加わる郷土所在の武者を入れ、行くほどに、人数を増して、十二日未明、津幡の城下についた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)