梅鉢藻うめばちも)” の例文
金魚藻きんぎょも梅鉢藻うめばちもだのという水草が、女の髪の毛のようになびいている中を、子供たちが泳いでいる。明朝の登山準備を頼んで、宿の浴衣ゆかたを引っかけたまま、細長い町を散歩する。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)