桟敷番さじきばん)” の例文
そして案内女や桟敷番さじきばんが驚いているのに目も呉れず一散に階段を駈け降りると、婦人が今しもアンチンヌ並木町に面した出口の処へ走って行く姿を認めた。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)