“栴檀沈水”の読み方と例文
読み方割合
せんだんちんすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
法衣ころも袈裟けさの青や赤がいかにも美々しく入り交って、経を読む声、れいを振る音、あるいは栴檀沈水せんだんちんすいかおりなどが、その中から絶え間なく晴れ渡った秋の空へ、うらうらと昇って参ります。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)