本釣鐘ほんつりがね)” の例文
江戸演劇に用ひらるる鳴物はひとり三絃の合方のみにとどまらず本釣鐘ほんつりがねときの鐘、波の音、風の音、雨車あまぐるまの如きを初めとし、こだまきぬた虫笛むしぶえ
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)