本当ふんと)” の例文
旧字:本當
「おめえ、本当ふんとに試験を受げんのだごったら、みっしり勉強しなげえなんねえんだ。」
緑の芽 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
「へい……本当ふんとに冷りとさせやがった。気を付けろ、涕垂はなたらしめ! ……」
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
本当ふんとだなあハハハハ……」
夏蚕時 (新字旧仮名) / 金田千鶴(著)
本当ふんとに、蛇こなど、なんだべや、男でけづがって……」
(新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)