“本山荻舟”の読み方と例文
読み方割合
もとやまてきしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本山荻舟もとやまてきしゅうというのは、世にも不思議な人物である。死の一週間前に脱稿した畢世ひっせいの大作『食物辞典』は、荻舟の名を不朽にするであろうが、私にとっての本山君はもっと重宝な存在であった。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
同じ社へはいった本山荻舟もとやまてきしゅう君は、私の二倍より多い四十五円だ。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)