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おくさん
ふりがな文庫
“
未亡人
(
おくさん
)” の例文
人のいないところで
未亡人
(
おくさん
)
とひそひそ話をしているときなぞ、たまたま私がそばに行ったりすると真っ青になって私を
睨
(
にら
)
みつけたりしたことがありました。
抱茗荷の説
(新字新仮名)
/
山本禾太郎
(著)
「ええ。あんな男前の人だから、
未亡人
(
おくさん
)
の気に入るくらい何でもないでしょうよ」
一足お先に
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かりに、中風で寝ている白髪の老婆と、
未亡人
(
おくさん
)
を、そのときの二人の女遍路として考えてみれば、二人は母が金のお札を飲んで死んだものと思っていたに違いない。
抱茗荷の説
(新字新仮名)
/
山本禾太郎
(著)
しかし君子にはまだ
一抹
(
いちまつ
)
の疑いが残っていた。ほんとうに
未亡人
(
おくさん
)
が母を殺したものかどうかなお的確に知りたいと思ったし、ほんとうに殺したものなら生きながら少しは苦しんでもよいはずである。
抱茗荷の説
(新字新仮名)
/
山本禾太郎
(著)
“未亡人”の意味
《名詞》
未亡人(みぼうじん)
夫と死別して再婚していない女性。
(出典:Wiktionary)
未
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
亡
常用漢字
小6
部首:⼇
3画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“未亡”で始まる語句
未亡