“木莵入”の読み方と例文
読み方割合
ずくにゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木莵入ずくにゅうは頭の上へ手を置いてしまったが、大分こたえたと見えて、金公の棚下たなおろしも出なくなって唸り出すと、今度は金公が首を突き出して
ガバとね起きて雨戸をし、燭台を取って外の闇を照して見ると、二人とも打倒れてウンウンと唸っているのは金助と木莵入ずくにゅうであるらしい。その傍に立っている人の影が一つ。
木莵入ずくにゅういたか」