木棉鬘ゆうかずら)” の例文
その役目は抜穂の田に出て稲を抜きかわかし収める以外に、九月にその稲を京都に運んで行く時にも、木棉鬘ゆうかずらを着けて引道する者はこの稲実公であった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)