木崎初代きざきはつよ)” の例文
物語の発端ほったんけでも、私は二十回も、書いては破り書いては破りした。そして、結局、私と木崎初代きざきはつよとの恋物語から始めるのが一番穏当だと思う様になった。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)