木喰もくじき)” の例文
その折私は始めて小宮山氏から「木喰もくじき上人」という名を聞かされました。そうして峡南きょうなんの人だということが付け加えられました。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それから木喰もくじき上人様が、日本廻国をなさって八十八歳の時、また一度村へお帰りになりました時もお目にかかりました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)