朝念暮念ちょうねんぼねん)” の例文
朝念暮念ちょうねんぼねん、曹操を亡ぼす計策に腐心して、今も、書几つくえによって思い沈んでいた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まこと御仏みほとけに仕えようというご発心ほっしんならば、いつも親鸞が申すとおり、朝念暮念ちょうねんぼねん、ただ念仏を忘れぬことです。念仏を申すことならば、血の池の底、針の山のいただきからでも、いえることじゃ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)