曽祖母オホオバ)” の例文
父に感謝し、次には、尊い大叔母オホヲバ君、其から見ぬ世の曽祖母オホオバの尊に、何とお礼申してよいか、量り知れぬものが、心にたぐり上げて来る。だがまづ、父よりも誰よりも、御礼申すべきは、み仏である。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)