“書記役”の読み方と例文
読み方割合
シキリイバ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに、書記役シキリイバの一人のバブルは、外科の巧者であったので、皆はバブルを囲んで、貪るように、いろいろな質問を発していた。
蘭学事始 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
将軍家の、オランダ人御覧が昨日とどこおりなく終ったので、カピタンを初め、二人の書記役シキリイバ、大小の通辞たちも、みなのびのびとした気持になっていたので、会談がいつになく賑わった。
蘭学事始 (新字新仮名) / 菊池寛(著)