“曳馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきうま50.0%
ひくま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曳馬ひきうまの飾りには、鈴がついているとみえ、松虫の啼く音のようにりんりんと揺れてくる。具足櫃ぐそくびつ、二本の槍、誰彼と、四、五名の供も来る。このお長屋としてそう見苦しい程でもない。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曳馬ひきうま一頭、槍二本。その後から、聟どのは、新しい草履で、てくてく歩いた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
引馬野は遠江敷智ふち郡(今浜名郡)浜松附近の野で、三方原みかたがはらの南寄に曳馬ひくま村があるから、其辺だろうと解釈して来たが
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)