暹羅船シャムせん)” の例文
助左衛門の所在をたずねると、柬埔塞カンボチヤにいるはずだということで、アユチャにその年の冬まで滞在して、翌、慶長十九年の二月十八日、暹羅船シャムせんでバンコックを発ち、同、二十七日、柬埔塞に行った。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)