一方は日ならずして、時の花の都、開封かいほう東京とうけいにたどり着き、さっそく大相国寺だいそうこくじ智清大禅師ちせいだいぜんじをその山門におとのうて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)