日高見ヒタカミ)” の例文
祖たちが、みかど八洲の中なる常陸の居まはりに、常世トコヨ並びに、日高見ヒタカミの国を考へたのも、此処に越え難いみちのおくとの境があつて、空想を煽り立てたからであつた。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)