新郎しんろう)” の例文
結婚の媒妁なかだちを頼まれた。式は宜い様にやってくれとの事である。新郎しんろうとは昨今の知合で、新婦は初めて名を聞いた。媒妁なンか経験もなし、断ったが、是非とのたのみ、よしと面白半分引受けてしもうた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
新郎しんろう勝田君は、若手で錚々そうそうたる劇作家ドラマチストである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)