“新興”の読み方と例文
読み方割合
しんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さな新興しんこうの港だ。カッタロ港とは全然おもむきのちがった港だった。そのかわり、町をうずめている家々は、見るからに安普請やすぶしんのものばかりであった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その話でわかるように、男は、新興しんこうミマツ曲馬団の新団長黒川であり、また女は、花形はながたの房枝であった。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)