斬新警抜ざんしんけいばつ)” の例文
故人と彼とは同じ新聞社の編輯局へんしゅうきょくに可なり久しく居たのであったが、故人は才華発越、筆をとれば斬新警抜ざんしんけいばつ、話をすれば談論火花を散らすに引易え、彼はわれながらもどかしくてたまらぬ程の迂愚うぐ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)